写真の転写には大きく分けて二つの方法があります。
立体 トランスファー
この転写は、カラーまたはモノクロのフォトコピーを立体に転写します。
平面 トランスファー
この転写では、カラーまたはモノクロのフォトコピーをほとんどの平面の媒体に転写します。ストレッチキャンバス、キャンバスボード、メゾナイト(建築用の硬質繊維板)MDF、布、金属、パースペックスなど。
Derivan Gloss Varnish or Derivan Matt Varnish.
立体または平面の転写をする物(キャンバスや木のパネルその他の立体物)
筆
ハサミ
転写する写真(レーザープリントが好ましい)
トレイ(水を入れるため)
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デリバンのポリマーグロスを、フォトコピーのイメージ表面に塗ります。この工程を3回行います。この工程の間の乾燥の具合は、手で触れるくらいの乾燥です。ここで完全に乾燥させます。一晩置くことが望ましいです。
写真を好みのサイズに切っていきます。この例では丸型に切ります。色々な形を試してください。必要ではない部分は切り落としておきましょう。そうすることで転写が簡単になります。
切り取った写真を水を入れたトレーに入れます。そして、紙がふやけてくるのを待ちます。紙の部分をこすりながら優しく円を描く様にこすります。紙が徐々に剥がれてくるのでそれを優しく丸める様に剥がしていきます。写真のイメージが徐々に見えてくるはずです。裏紙が全て剥がせるまで続けます。
メディウムの中に取り込まれた写真を乾燥させたら、準備万端です。この例では、グロスワニスを使って植木鉢に付けていきます。完全に乾いてからグロスのワニスを塗っておいてください。
イメージを好みの形に切ります。どの様な形でも大丈夫です。この例ではサイズの違う円を選びました。
どこに何を置くかを考えます。2Hなどの鉛筆で貼る場所をマーキングしておきましょう。
何をどこに置くかは、楽しくもあり、デザインの重要な要素でもあります。ゆっくり時間をかけて考えましょう。さらに、転写するイメージは反転することを覚えておきましょう。
十分のデリバンのグロスワニスをフォトコピーの表面に塗ります。乾燥しない様に素早く考えていた場所へ貼り付けます。そして、十分に乾燥するまで、(一晩が好ましい)待ちます。
完全に乾燥したら、紙を水で濡らしたスポンジなどで濡らします。水が浸透するまで少し待ちます。紙をゆっくりこすりながら剥がしていきます。水を加えながら、優しくフォトコピーの裏紙を剥がしていきます。写真が見えてくるまで繰り返します。
全ての紙を取り除いたら、写真が少し曇った感じになっているのに気がつくかもしれません。これは、グロスワニスを塗ることで解消できます。